パソコンさえあれば気軽に始められるということもあって、ライターという仕事に興味を持っている人は少なからずいます。しかし、誰でも楽にこの仕事ができるというわけではありませんので、自分に向いているかどうかをチェックすることが大事です。
ライターに向いている人としては、やはり本を読むのが好きであったり、何らかの文章を作るのが得意であったりと、いわゆる文字に強いというのが挙げられます。同じ内容の記事を書くにしても、ちょっとした説明の仕方や表現の仕方によって全く印象の異なる記事になってしまいますので、表現力の豊かな人の方が仕事がしやすいのです。また、語彙が豊富ですっと言葉を選べる人、文章アイディアが瞬時に沸いてくる人であれば、より早く執筆できますので効率よく稼げるというのも、実務的に見て重要なポイントです。
また、何でも好奇心を持って調べたり勉強したりする人というのも一つの特徴です。ライターの仕事では、実際に記事をパソコンで書く時間よりも、調査に充てる時間の方が長くなることも珍しくありませんので、調査を効率よくすることができて、しかも楽しくできる人というのは大きなメリットとなります。また、日ごろからいろいろな話題に通じていて知識が広いと、記事をより内容豊かで深いものとすることができますので、レベルの高い仕事ができるというのも特徴です。逆に、毎日いろんな新しいことが起きているのに、それらに興味を持たず漫然と過ごしている人だと、新しい記事を執筆する度に膨大な調査をしなくてはなりませんので、執筆スピードが上がりませんし、記事の内容も浅いものとなってしまいます。
そして、ことコピーライティングにおいては、クライアントが求めること、ターゲットが求めることを的確に把握しながら、いかにして短い言葉で商品やサービスをアピールしなければなりません。相手の言うことを正しく理解し、それを分かりやすい言葉に変換するスキルが必要で、下記のようなサイトを見ると、そのスキルを磨くことの大変さが分かります。
最後に、意思が強い人、自分で自分をコントロールできる人というのも大事な条件です。ライターの仕事は一人ですることが多く、自由度がとても高いので、楽をしようと思えばいくらでもできます。ダラダラと過ごして仕事の依頼を逃してしまう、納期までギリギリになるまでしないという傾向があると、どうしても良い仕事ができませんし、仕事が少なくなってしまいます。勤勉に自分に負けずに仕事をコンスタントに続けられるというのは重要なポイントなのです。
幸いに私の場合は、ライターとして向いているようで、飽きることなくこの仕事を続けていくことができていますし、それなりの割の良さで仕事ができています。合う合わないは人によってかなり異なると思いますので、仕事を始めるにあたってまずはセルフチェックをしてみることをおすすめします。